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March 12, 2006

ドラマチック将棋界

 久々に将棋界の面白さを書いてみよう。3月は年度の最後の月で面白い勝負が続く。
 まずは、7日のC級1組順位戦、山崎六段がぶっちぎりで抜けてあと1人の状況。自力の渡辺竜王がすんなりと思われていたが、対窪田五段戦は苦戦、一方キャンセル待ちの岡崎六段は優勢を築いていた。しかし、その岡崎六段は逆転の苦杯を喫してしまう。
 同日行われていた第55期王将戦は、佐藤棋聖が3連敗後の3連勝と驚きの粘りを見せた。囲碁界には何度か起こっている3連敗4連勝が将棋界で初めて起こるのか?その1局が新潟県の佐渡で行われる。過去唯一の3連敗3連勝は、昭和53年の十段戦で起こっている。中原十段(○○○●●●)米長挑戦者から中原が辛くも防衛した。さて、初の快挙が起こるのか目が離せない。話題性からいえばぜひ実現してほしい。その分、羽生さんのは16日の名人挑戦者プレーオフを勝ってもらって、ついでに名人になって永世名人になってほしい。
 逆転のドラマはまだまだ続く。9日の奨励会三段リーグは13勝3敗の稲葉三段が連敗、11勝5敗の中村太三段が連勝で両者13勝5敗で並んだが順位上位の中村が頭ハネでプロ四段の切符をつかんだ。確率的には1/16が簡単に起こってしまう。勝負は何が起こるかわからないとつくづく感じる。
 10日のB級2組順位戦は、これまたすごい結末であった。自力の66歳内藤九段、キャンセル待ちは杉本七段
、屋敷九段ー森九段の勝者という構図から、詰将棋の名手、内藤九段が積みを逃して大逆転負け。勝っていれば新記録の昇級だっただけに残念。それで浮上した杉本六段は降級の決まっている富岡七段八段に負けてしまう。もっとも順位の悪かった森九段が奇跡の昇級、新記録ではないが59歳の昇級はすごい。このクラスは終わってみれば、23人リーグで3位がなんと6勝4敗、また、6勝4敗が9人という大混戦なのだ。
 これから、C級2組最終戦、B級1組最終戦、名人挑戦者プレーオフ、王将戦最終局とぞくぞくする対局が続く。将棋よりも勝負のドラマが面白い。


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Posted by: Boom Beach Diamonds free | October 03, 2015 at 03:41 PM

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